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真空管の交換 ~ PSVANE 300B → SOVTEK 2A3(中古)

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前回の投稿 > 真空管の交換(1)

音が良くない中華製 300B シングル機です。冬の夜に雰囲気を楽しむための機材とはいえ音の悪さは使用に耐えません。別の EL34 プッシュプル機はそんなことないのですが…。ダメもとで出力管を交換してみることにしました。ベース機はスイッチ一つで 300B と 2A3 の交換ができますし、バイアスは自動調整回路になってるので交換は真空管の差し替えとスイッチの切り替えでOKです。

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真空管はヤフオクで2本ぺア 11,500円で落札でした。「まだ駆け出しで取引回数も極端に多くない業者さん」と思える出品者さんで、微妙に日本語がおかしな感じでしたが評価は100%良いものでした。

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送り状を見ると「やっぱり日本人じゃないかな」とか感じましたが丁寧な梱包と配送指示で届きました。(日本人だから良いとか、そうじゃないから悪いとかはないと思ってます。)

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早速、交換作業を始めました。

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ロシアの SOVTEK 製

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↓ ベース機の PSVANE(中国)300B ~ 交換後は「らしきもの」の疑いも。

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簡単に交換できると思いきや、ベース機の作りが良くなかった。

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袴が付いた真空管の交換はその袴を握って抜き差ししなければなりませんが、ソケットがシャシーより凹んだ位置にあり袴を持つことができません。これではガラス部を持つしかありません。袴とガラス部の接着に力が加わって良くないのですがどうしようもありません。

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仕方なくガラスス部を保持して極力揺らさないように上へ引き抜きました。袴とガラス部の接着は無事だったようですがこれでは破損覚悟の交換です。

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交換する 2A3 は 300B よりも一回り小さい、出力も小さい球です。 

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メーカー名は右横を向いた位置に。使用されている真空管は全て SOVTEK 製になりました。

ベース機後面のスイッチを 2A3 に切り替えて早速試聴しました。

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「あらら、これは凄い。」音がよくなってます。これまでの試聴に堪えない、ホーンや女性ボーカルにまるでエレキギターのディストーションを掛けたようなざらつき、ひずみ感が無くなってます。これなら聴き続けることができます。低音がたっぷりな「好きな音」です。真空管の出力が半分程度でもボリュームを上げることなく再生できてます。

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↑↓ 左に付けた球のグローが大きいようです。ヒーターの光はほとんど見えません。

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今回の出力管交換は満足のいくものとなりました。逆に初めから付いていた球に対しては「何だったんだ」と思いました。まあ、安価な中華製ベース機が 300B に対応しきれてなかった可能性も捨てきれませんが、球の交換で解決できてよかったです。

最近ではメインのステレオセットよりもサブスピーカーにアンプを変えながら使うことの方が多くなってます。ローテーションが増えますがそれが楽しみです。